FW18-19 Paris Buying Report

FW18-19 Paris Buying Report

 

 2018-19AW Paris Buying Report

 

 

こんにちは。

本日は今月16日から23日までといつもより長い期間で出張に出ておりました

パリでのバイイングレポートを書かせて頂きます!

 

 

今回が初のパリ出張となる私は、プライベートではアジア圏以外へ出た経験が無く

初めて13時間のフライトと8時間という時差を経験、帰国した翌日の朝は時差ボケにより自分自身でも驚くほど朝起きる事ができませんでした。。。

今回の出張期間中、パリは毎日のように雨が続いており生憎の悪天候でしたが、気温は10度前後と過ごしやすく

帰国後の日本の寒さに体調を崩しそうで不安でしたが、風邪を引くことも無く無事に営業しております!

 

 

今回はThe Rの店舗と合わせてなんと6つの新規インポートブランドを取り扱う予定となっておりますので

非常にボリューム満点な内容となっております

 

 

それでは一部ブランドの意向により、写真がアップできない物もございますが、ショールームの様子とブランド毎のレポートをご紹介させて頂きます!


SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

DAMIRDOMA

 この18SSシーズンよりお取り扱いを開始致しますDAMIR DOMA、シャツ、コート、ジャケット関係からは全盛期であった2008年、2009年あたりに

展開されていたアイテムの面影を感じる内容となっておりました。

この春夏シーズンよりもプリントが施されたスウェットアイテムなどが増え、クリーンなイメージはそのままにスポーティな要素を感じるアイテムが多く見られました。

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

MYKITA

DAMIR DOMAとのコラボレーションアイウェアを展開しておりますMYKITA

非常に軽量で薄くシナリのあるフレームが特徴的な物から厚みのあるゴツっとしたフレームのものまで幅広いフレームタイプを展開。

アジアンフィットにも対応しており、掛け心地の面でも安心感があります。

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

WERKSTATT:MÜNCHEN

定番のジュエリーに加え、ハンマーのデザインが施されたシンプルな多連リングなどを新たに展開。

シルバーとレザーのコンビネーションが特徴的なウォレットやバッグなど、大物なレザーアイテムもピックしております!

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

DANIEL ANDRESEN

ハンドニットが代表的なアイテムであるDANIEL ANDRESEN、今回はクレイジーパターンなカラーリングのニットが多く展開

大物のニットアウターはこれまでよりも抑えめの価格設定となったアイテムも展開されておりました!

オーガニックの染料を使用し、柿渋染のような表情が特徴的な布帛のコートなど、変化球なアイテムもピックしております。

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

GUIDI

定番アイテムがほとんどであるGUIDIですが、新たに展開されたノルウィージャン製法のシューズやエキゾチックレザーなどをピックアップ

限定カラーであるメタリックなコーティングアイテムなども展開されており、お取り扱いはございませんが

シルバー、レザー、ブラックダイヤのコンビネーションが特徴的なジュエリーラインなども展開されておりました!

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

The Viridi-anne

ニットなどの温かみのあるマテリアルや、これまでよりもさらにアウトドアな要素が強く感じられるウォータープルーフの生地を使用した

ダウンジャケットなど実用性を考慮したアイテムが展開されておりました。

他にもイタリアのヘッドウェアブランドREINHARD PLANKとのコラボレーションであるヘッドウェアや

macromauroとのコラボレーションバックパックなど

これまでよりもさらに小物を駆使したスタイリングが楽しめるラインナップとなっております。

 

 

 

SADDAM TEISSY 18SS Grayish Tone 01

ZIGGY CHEN

今回のパリ出張の中でも個人的に特に楽しみにしておりました新規取扱ブランドZIGGY CHEN。

素朴なカラーリングでクラシックなテーラーをベースとしつつもどこかアジアな雰囲気を感じさせられるアイテムが魅力的でした。

オリジナリティのあるデザインやパターンだけではなく、洋服としてのクオリティも高く。

2色の裏地をカットし、ストライプ状に縫い上げたライニングや贅沢に大きく削り出したボタンなど

細かいディテールまでこだわりが詰まった見応えのあるアイテムは是非チェックしていただきたいです!

 


全ブランドを見てのまとめとしては、全体的にルーズなシルエットは継続しつつもジャストからスリム程度のシルエットも少しずつですが増えてきた印象。

テイストとしてはやはりミリタリー、ワークの要素はまだ根強く見受けられる印象でしたが、アバンギャルドなデザインを得意とするブランドは

パンクな要素も取り入れたりと少しずつですが、保守的であったここ最近のファッションシーンに変化が現れた気がします。

 

 

ファブリックも相変わらずウールを基本にラミーやリネンを混ぜた無垢で素朴な素材感と上品な光沢のある生地とのコンビネーションなどが多く見られ、

特に目立って見られたのは厚みのあるローゲージニット。

クラフト感を感じるような手編みのニットに力を入れている印象が強く感じられました!

今回バイイングで訪れたブランドではニットが代表的なアイテムであるDANIEL ANDRESENはもちろん、Yohji Yamamoto、DAMIR DOMA、11By BBSの本ラインであるBoris Bidjan Saberiなども厚みのある手編みニットに力を入れておりましたので

次の秋冬には要チェックアイテムとなるのではないでしょうか!

 

 

カラーとしてはウォームベースのカラーリングが多く見受けられ、マスタードイエローのようなカラーは特に多くのブランドで見られております。

 

 

特にマスタードイエローはモノトーンなスタイリングにも取り入れやすく、hannibal等のブランドでお取り扱いを予定しておりますので

カラーリングで遊んだスタイリングで一歩差をつけたい!という方に是非チェックして頂きたいです!

 

 

また、他にもDAMIR DOMAとのコラボレーションがキッカケとなり急遽お取り扱いが決定致しました

アイウェアブランドMYKITAなど、今までに無かったグッズ関係の品揃えも強化され、よりトータルコーディネートでの提案にも力を入れたボリューム満点な内容です!

まだまだ実際に商品の入荷までには時間がありますが、入荷予定の商品などは店頭にて資料をお見せする事も可能となっておりますので

どんな商品が入ってくるのか気になって仕方がない!という方は是非お気軽にお申し付けください!

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