本日はFASCINATE_THE R(大阪 心斎橋)にてお取り扱いしております OLUBIYI THOMAS - オルビートーマス より、今シーズンの中でも特に異質な雰囲気を放つアシンメトリーコートをご紹介いたします。
ヴィンテージファブリックならではの魅力
今回ご紹介のコーディネートはブランドの世界観を体現したかのような非常に味わい深くユニークなアシンメトリーコートを使用したスタイリングです。
OLUBIYI THOMAS では一点一点手作業で製作することにこだわり、デザイナーの出身地であるナイジェリアのカルチャーに関連したファブリックや、愛好家も数多く存在するヴィンテージファブリクを使用したアイテムを数多くリリースしています。
そのラインナップの中でも、今作は特に異質な存在でコートと銘打っているもののその形状はただのアシンメトリーではない歪さがあります。
しかしその歪さの中に、デザイナーの思い描いた筆舌尽くし難い美しさがあります。
今回はその一端をご紹介できたらと思います。
Model 181cm/58kg. 着用サイズ：コート/サイズ3,ニット/サイズL,パンツ/サイズ48.
デザイナーならではの無駄を出さないSDGsへの配慮
最も特徴的なのはその生地のカッティングとソーイングでしょう。
パッチワークのように細かくパーツが配置されたこのデザインはもちろん計算されていますが、一般的なパターンメイクのコートとは全く異なるパターンとなっています。
全体的に曲線的なパッチワークが施されており、胸元や裾周りの合わせなどは他では見られないものとなっています。
このようなパターンメイクを採用しているのは使われる生地に由来があり、基本的にほとんどのパネルがアトリエで保管していた過去のシーズンで使用されたファブリックの切れ端や、今シーズンの象徴でもあるヴィンテージコーデュロイの生地を使用しているためです。
素材の表情をそのままに生かしたブランドならではのSDGsへの考え方が投影されています。
コート本来のフロントやバックパネルは大きく生地を用意しないといけませんが、切れ端ではそれが難しいのでいっそパッチワークにし、さらにはラウンドカットされて扱いにくい生地もデザインの一つとして昇華しています。
もちろん左右対称のパーツはないのでそれさえもアシンメトリーとして表現しています。
大胆な生地使いとそれを形にまとめ上げて製品化するというデザイナーのセンスと技術力が感じられる、デザインファブリック共に今シーズンのアイコン的なアイテムです。
シンプルゆえにどんな衣服にも合わせられる
コーディネートアイテムも合わせてご紹介。
ボトムスにはForme D’expression より 2タックバギーパンツをセレクト。
こちらは同ブランドにて定番展開されている最もスタンダードなモデルの一つで、シンプルに着こなしやすく、さまざまなトップスに合わせやすいのが魅力のボトムスです。
名前の通りウエスト部に2つのタックが仕込まれており、美しいバルーンシルエットが表現されています。
また、タックに合わせてフロントとバック共に生地の分量を調整しており、シルエットをより綺麗に且つバックシルエットをもたつかせない工夫が凝らしてあります。
個性の強いアイテムを合わせるときはこんなシンプルかつ小綺麗なパンツがあると便利ですね。
当店にはその他もOLUBIYI THOMASのアイテムを多数取り揃えております。是非、当店FASCINATE_THE Rにお立ち寄りください。皆様のご来店をお待ちしております。
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