本日はFASCINATE(大阪 心斎橋)で取り扱っている DEVOA(デヴォア) と、今季から取り扱いを開始しました Chiahung SU (チャンホン スー) のミックススタイリングをご紹介します。
シルエットも雰囲気も春夏らしい軽快なスタイリング
先日は東京でも積雪を記録するなど、まだ寒い日が続きますが、多くのブランドから新作の入荷ラッシュが始まっています。
そんな新作の中から本日ご紹介するのは、リネンやコットンを中心に、シルエットも雰囲気もゆったりとしたアイテムを組み合わせたスタイリングです。
コートとパンツはDEVOA、カットソーとニットシャツはChiahung Su。いずれも春夏らしい薄手で軽い素材感のアイテムです。
モデル 181cm/58kg. 着用サイズ:コート/サイズ2,シャツ/サイズM,パンツ/サイズ2,シューズ/サイズ42.
シンプルなデザインと素材感がマッチした非常に雰囲気のある仕上がり
DEVOAのハイネックコートは、生地がかなり薄手で軽さと通気性の良さといった春夏に適した素材感で、裏地のない仕様のため、ライトアウターくらいの感覚で羽織れる一品。
主だったディテールは比翼のフロント、ヴィンテージ加工を施したスナップ付きのポケットとシンプルなデザイン。
グレーの中にほんのりダークブラウンの混じった落ち着いたグレンチェックの柄とリネンの豊かな風合いの良さが活かされており、ロング丈ということも相まって、非常に雰囲気のある仕上がりです。
身幅はゆったりと分量を取り、袖幅はレギュラーフィットに設計して身頃と袖のシルエットにメリハリをつけることで、生地の動きで軽さを出しつつ、腕周りがすっきりとした印象を与えるバランスで製作されています。
生地感も洗いをかけて味を出していますが、洗い込むというよりは、ワンウォッシュくらいのイメージですね。
最初から着込んで完成された雰囲気ではなく、いわば新品の雰囲気をしっかり残しているので、着用を重ねた変化の過程を楽しんでいただけます。
手作業の跡が感じられるChiahung Suのアイテム
インナーはChiahung Su。
フロントの一部がパッチワークになったデザインのニットシャツは、イタリアのオーガニックコットンを使用して透け感のある荒い編み地のニットで制作。
素材感的にインナーとしても優秀ですが、一枚で着る時もカーディガン感覚でさらりと羽織れるアイテムです。
見返しから襟にはオーガンジーの芯を使って、柔らかさを損なわずに形状を安定させています。
長くビスポークに従事し、本場ロンドンで服作りを学んだデザイナーらしいディテールです。
古い写真のようなノスタルジーを感じさせる淡い乳白色は、アトリエ内に構える染色工房で全て古来より伝わる天然染料を独自に配合して染め上げています。
天然染料であるがゆえ、時期やその時の天候によって染料が採取できなかったりすることもあるそうですが、ブランドをスタートしてから今までのカラーレシピは全て残しており、それを元に改良したりするそうです。
Chiahung Suはボタンも全て手作り。こちらはシルバーのボタンを酸化加工してヴィンテージ風にしたものです。
Chiahung Suの特徴でもある手作業の痕跡を感じられるものづくりの一端が垣間見える部分です。
ラフなイメージで着用できるカジュアルなパンツ
パンツは24SSから登場したDEVOAの新型バギーパンツ。
即完売してしまいましたが、メーカーからサイズ2の一点だけ再入荷しました。
腰回りはすっきりとさせ、細かく取った膝周りのタックで膝下にゆとりを持たせており、湾曲したシルエットが立体感とシワを作っています。
また膝下から裾にかけてわずかにテーパードさせ、裾を逆モーニングカットにすることで前の裾には生地のドレープを作りつつ、後ろの裾は引きずらないように設計されています。
縮絨をかけてわずかに膨らみを作ったウールリネンもいい味を出しています。
綾織りの模様がしっかり見える程度の加工具合で、カジュアルにしすぎず綺麗な雰囲気をニュアンス程度に残している、とでも言いますか、どちらにも取れる絶妙な生地感です。
シルエットはワークパンツとまではいかないですが、ラフなイメージで着用できるカジュアルなパンツといったところ。
同じ素材のジャケットやベストとのスリーピースで組み合わせた時のバランスが抜群に良くてすごくおすすめですが、こういったスタイリングに組み込んでもかっこいいですね。
当店にはその他のアイテムも多数取り揃えております。是非FASCINATE_THE Rにお立ち寄りください。皆様のご来店をお待ちしております。
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