本日はFASCINATE_THE R(大阪心斎橋)とFASCINATE KYOTOにてお取り扱い中の {{widget type="Magento\\Catalog\\Block\\Category\\Widget\\Link" anchor_text="GUIDI" title="GUIDI" template="category/widget/link/link_inline.phtml" id_path="category/16"}} より、春先から秋口まで長く活躍してくれるダービーシューズをご紹介いたします。

ブランドの技術を知れるプレーントゥシューズ
シューズは世界中にさまざまな種類があり、特に革靴は間違いなくメンズファッションの必需品と言えるでしょう。
革靴と一口に言っても種類は様々で、トゥの形、チップの装飾、ヒールの高さ、カットの高さ、素材etc…とパーツ毎に違いが存在します。
そして各種類のレザーシューズは歴史的バックグラウンドや技術革新、思想信仰によって生まれ、それぞれ適した場面があり使い分けがあります。
その中で、今回ご紹介のClassic Derby Shoes はプレーントゥに分類される比較的シンプルな部類のレザーシューズになります。

プレーントゥは場面を選ばず履ける便利なシューズです。
全体的にシンプルに仕上げられており、カジュアルな場面からビジネスシーンまでさまざまなTPOに適応することができます。
しかし、レザーシューズの中でも特に奥深く、作りや革の良し悪しがストレートに伝わります。
制作に必要な技術力や素材を扱う能力で全て決まるため、デザインがシンプル故に難しいシューズと言えます。
そんなハードルを悠々と飛び越えてくるのが今回ご紹介のGUIDIのダービシューズです。

伝統的でユニークな手法でGUIDIらしさを産む
GUIDIの美しいシューズはさまざまな伝統的、または独特な手法によって製作されています。
その最たるものが、タンブラーダイもしくはオブジェクト・ダイイングと呼ばれる手法です。
この手法はナチュラルになめされたレザーで一度全てのパーツを縫い合わせ形を完成させた後、ドラム層でウォッシュ加工と染色を一度に行うという工程です。
この手法のメリットは、全てのパーツを同じ時間同じ染料で染めることができるため均一に仕上がること、ユーズド感とレザー特有の高級感の融合した独特な風合いを生み出すことができる点にあります。
GUIDIといったらホースフルグレインレザーの肌に馴染んでいく感覚や、履き込むごとに深みの増す色合いですが、この工程はなくてはならないものです。

ヒールも独特で、レザー製のスタックヒールを採用しています。
アッパーよりもかなり厚いレザーをモデル毎の高さに合わせた枚数丁寧に糊付けし裏から釘で止める伝統的なプロセスです。
多くのブランドでは手間がかかるこの作業を省いて別の素材を使用したり簡略化したりされますが、GUIDIではほぼ全てのモデルで採用しています。
このスタックヒールはタンブラーダイを施すことでさらに豊かな表情を持ちます。
レザー同士の境目やザラザラとした裏面に近い部分がダイイングの過程で少し毛羽立ち、一般的なレザーシューズとはかけ離れた独特な風合いが生まれます。
シューレースにはアッパーにも使われるレザーの端材を使用しています。
履き込んでいくと水分によって伸び縮みを繰り返して劣化し、色が抜けたり日焼けしたりと、アッパーと共に徐々に崩れていきます。
一般的なレザーシューズでは不恰好になりますが、このダービーはその無骨な世界観を強め、より味わい深いものへと昇華していきます。
実際に履いている人や環境によって変化の仕方は様々なので、自分だけの一足を育て上げる楽しみ方も玄人好みで乙ですね。

長く楽しむために手間暇を惜しまない
その他にも愛される所以があります。
少しニッチな分野ですが、ソールの構造にグッドイヤーウェルト製法という技法が用いられています。
これはウェルトという特有の帯状の革をアッパーと中底と共に縫い合わせ、ウェルトとアウトソールを縫い合わせる複雑な技術です。
手間はかかりますが、アッパーへの負荷が減り結果的に非常に長持ちになり、ソール交換などの大掛かりなメンテナンスにも適しています。
その結果、10年20年またはそれ以上を共にできるシューズとして皆様と共に歩んでくれることでしょう。

GUIDIのシューズの製作過程の一つ一つの工程に意味があり、どれだけ大変でも手間暇を惜しまず全てのシューズを仕上げます。
GUIDIが世界中で評価されているのはただトレンドだからというわけではなく、誇り高いクラフトマンシップに基づいた真摯なものづくりからだと思います。
是非、その深い考えと完成形とも言えるGUIDIのレザーシューズをご堪能ください。

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