本日は、FASCINATE_KYOTOにてお取り扱いしております Maison Margiela(メゾン マルジェラ)より、同ブランドを代表するジュエリーの一つであるIDブレスレットについて書かせていただきます。
Margielaを代表するジュエリー「IDブレスレット」
Margielaといえば昔からモードを通った人間が最後に行き着く最終地点というイメージが自分の中にあります。
一見シンプルな作品でありながら、拘りや個性を感じるディテールが共存した作品達は、大人っぽさを醸し出しながら決して嫌らしさを感じさせない上品さが宿っていました。
現デザイナーであるジョンガリアーノ氏就任後は、そのMargielaのイメージをあえて逆手に取ったパンクなデザインによってアイコン的で目にとまるアイテムも増えましたが、今回ご紹介させていただくID ブレスレットはジョンガリアーノ氏就任前から展開されるクラシックなアイテムです。
ファッション性だけではなく、ルーツとなるIDタグの要素も含んだSilverブレスレット
とはいえIDブレスレットは、Margielaがオリジナルでデザインした物ではなく、あくまでも元ネタのあるアイテム。
IDブレスレットの名前の由来は、「Identification」の頭文字。
アメリカ南北戦争時、兵士の身分証明を目的に考案されたいわゆるドッグタグのような役割を果たすIDタグが元ネタです。
元々は銅や鉛といった金属を主流に、コイン等をIDタグとして使用していた方が多かったようですが、
土に埋もれた戦死者が持つ銅や鉛といった金属は腐食してしまい、IDタグとしての役割を果たせなかったことから新たに腐食に強いシルバーを用い、尚且つ普段使いしやすいファッション性の高いブレスレットとして考案されたのがこのIDブレスレットです。
MargielaのIDブレスレットは、昔はブラスをメインにシルバーコーティングを施した物が主流だったように思いますが、現在はシルバー925にて制作されており、ある意味本来のIDブレスレットのルーツに近づいたアイテムとなったともいえます。
大人の秋冬スタイルにフィットする控えめな表面加工
表面加工は、あえてポリッシュやハンマード加工による加工を施しておらず、粗野で退廃的とも言える表情。
ハンマード加工等による光の反射が少なく、鈍い光沢を放つ表面加工は、洋服の邪魔をしない控えめな主張が魅力とも言えます。
Margielaのイメージの一つであるニットウェアなど、落ち着きのある秋冬のウェアとの相性も抜群。
大人なニットスタイルにちょっとハードなエッセンスを加えたい方にピッタリなアイテムです。
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