[スタッフコラム] D.HYGEN 23-24AWコレクション "SCAB Ⅱ"のご紹介。

[スタッフコラム] D.HYGEN 23-24AWコレクション "SCAB Ⅱ"のご紹介。

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大阪の小さな展示会場からスタートしてから、今やパリで展示会を開くまでに成長し、世界的にも知名度が上がっていく過程を間近でみてきたブランドであり、個人的にも思い入れのあるブランドです。

そんな側面もあり、より多くの方にブランドを知っていただきたい、物作りを感じていただきたいという思いもあり、今回はD.HYGEN(ディーハイゲン)の23-24AW(秋冬)コレクションについて、最新のイメージルックと共に解説していきたいと思います。

是非お付き合いください。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬)

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D.HYGEN 23-24AWコレクション SCAB Ⅱ

D.HYGENの23-24AW(秋冬)コレクションのテーマはSCAB Ⅱ。

このテーマは、生命の脆さと強さ、そして痛みから生まれる美を具象化したものであり、前回の22-23AW(秋冬)コレクションの続編となっています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) D.HYGEN 23-24AWコレクション SCAB Ⅱ 1-001


22-23AWコレクションでは、傷を負いながらも流れる血によって「生」を再認識し、やがて血液が固まって瘡蓋となり、傷が癒え新たに再生していく過程がテーマとして投影されました。人間が体験する生の厳しさと再生の過程を、独自の視点で捉え直したコレクションでした。

今回の23-24AWコレクションでは、その一歩を踏み出し、傷が癒えた後に残る痕跡という新たなテーマを探求し、さまざまな表現方法で作品に落とし込んでいます。

これは、人間が過去の痛みを乗り越えて前に進む力、そしてその過程で生まれる内面の変化を、独自のアプローチで再解釈したものです。

一見すると傷跡というネガティブなイメージを想起させますが、D.HYGENの独自の視点では、それが再生と成長の証となり、生きる過程で乗り越えた困難や試練を表す一方で、同時に新たな進化を示す象徴でもあります。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) D.HYGEN 23-24AWコレクション SCAB Ⅱ 1-003



深みを探る:テーマと表現

コレクションテーマは主にカラー、ファブリック、そしてテーマを想起させるディテールによって表現されています。

その多様な表現方法は、コレクション全体に統一感をもたらし、印象的な余韻を残します。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) 深みを探る:テーマと表現 2-001


ファブリックでは、デストロイ加工のストライプジャカードやパッチワークの生地の組成やパターンで傷跡を、ディテールにおいても、オーバーロックステッチやジップの使い方により、縫合の後を、カラーでは、ムラ染めや赤みがかったチャコールが、固まった血液の色を想起させるなど、コレクションのテーマが細部にまで表現されています。

それぞれのアイテム個々の質感や視覚的な表現が、一つとなって全体を形成し、テーマを語る上での重要なピースとして機能しています。

痕跡を連想させる独特のパターンや切り返し、経年変化を表すようなカラーパレットなどの要素を巧みに組み合わせ、全体的なテーマを明確に表現することで、視覚的にも感情的にも訴えるデザインが散りばめられています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) 深みを探る:テーマと表現 2-001

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) 深みを探る:テーマと表現 2-002

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) 深みを探る:テーマと表現 2-003



ブランドの核心であるSTRAINISMが息づく

アイテムの構成は、ミリタリー、バイク、音楽といったカルチャーが融合し、それぞれが独特な魅力を持ちながら、ブランドの特有の"空気感"を存分に発揮する硬質で重厚なデザインの全体的な傾向が特徴。

23-24AW(秋冬)テーマを尊重しながらも、ブランドの核心である「STRAINISM = 緊張主義」という、ブランドのアイデンティティと、23-24AW(秋冬)ごとのテーマが融合し合って生み出される表現力の高さを明確に示しています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) ブランドの核心であるSTRAINISMが息づく 2-004

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) ブランドの核心であるSTRAINISMが息づく 2-005


カラーパレットについては、ブラックを基調にしたダークな色調が中心で、オールブラックやその近い色合いでグラデーションさせることで、視覚的な深みをもたらします。

春夏のコレクションでは、明るく鮮やかな色を取り入れることもありますが、秋冬コレクションではブランドの原点に回帰するかのようなダークな色調で統一されています。これは、季節の移ろいや、それぞれの23-24AW(秋冬)が持つ特性をデザインに反映させるD.HYGENの巧みなアプローチで、そのコレクションごとの個性や魅力をさらに引き立てています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) ブランドの核心であるSTRAINISMが息づく 2-006


シルエットと素材の絶妙な関係性

シルエットのバランスは、デザインの傾向と素材の表情、特性を鑑みた上で、細身とリラックスの両方を取り入れることで、着用者にとってのスタイリングの幅を拡げてた非常にバランスの良い構成になっていたのが印象的でした。

各アイテムの絶妙な設計により、どんなアイテムと組み合わせてもきっちりとバランスの取れたスタイリングが可能であることです。

これは服の形状や素材感、そしてそれらが創り出すバランスを重視しているからこそ成せる技。

これにより、高い汎用性を持ち、多様なスタイルと組み合わせることが可能となっています。

それぞれのアイテムが持つ個性とバランス感覚は、着る者に多様な表現の可能性と魅力を創り出しています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) シルエットと素材の絶妙な関係性  4-001


例えば、トップスに目を向けると、硬質で一見無機質に見えるレザーアイテムやコートなどは、細身のシルエットを活かし、ソリッドな印象に。

それに対して、無撚糸裏毛のフードジャケットなど、素材が持つ柔らかいニュアンスを最大限に生かすために、リラックス感のあるシルエットでデザインされています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) シルエットと素材の絶妙な関係性 3-001

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) シルエットと素材の絶妙な関係性 3-002


パンツについては、定番のスリムスタイルはもちろん、近年人気を博しているカーゴジョグ系のパンツも様々なデザイン、シルエット、素材で展開されています。

着用者のスタイルや好みに応じて最適なアイテムを選ぶことが可能となっています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) シルエットと素材の絶妙な関係性 3-003



コラボレーションアイテムも登場

このコレクションのトピックとしては、The Viridi-anneやnude:masahiko maruyamaとのコラボレーショングローブの登場です。

これらのコラボレーションは、異なるブランドの持つ個性を融合させた、新鮮な驚きと刺激を提供しています。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) コラボレーションアイテムも登場  4-001

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) コラボレーションアイテムも登場  4-001


新たな表現を追求し進化を見せた秋冬コレクション

23-24AW(秋冬)コレクションは、秋から冬へと移り変わる季節に対応する様々なテイストをバランスよく取り入れた構成で、インナーを変えることで長く着用できるファブリックを積極的に使用しています。

これまでの経験を活かしながら常に新しいものに挑戦するという姿勢が、表現の幅を広げ、ブランド自体の進化と共にコレクションも成熟しているなという印象を受けました。

また、デザインの足し引きのバランス感覚もこれまで以上に研ぎ澄まされ、これまでの魅力に新しい要素を追加した会心のコレクションとなっています。

この新しいコレクションの最初の入荷は今月中に予定されています。

また、D.HYGENのオンラインサイトでは、すでに新作コレクションの予約を受け付けています。お気に入りのアイテムを見つけたら、ぜひこの機会に予約をしてください。

D.HYGEN(ディーハイゲン) 23-24AW(秋冬) 新たな表現を追求し進化を見せた秋冬コレクション  4-001



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