本日は、一昨日入荷しました“{{widget type="Magento\\Catalog\\Block\\Category\\Widget\\Link" anchor_text="ZIGGY CHEN - ジギーチェン" title="ZIGGY CHEN - ジギーチェン" template="category/widget/link/link_inline.phtml" id_path="category/369”}}”の新作を使ったコーディネートを紹介します。
写真は前回と一緒でごめんなさい。



ZIGGY CHEN | Wool Coat | 0M1831115

今シーズンよりZIGGY CHENを取り扱うにあたって、僕が惚れた理由の1つはこちらのコートです。
大きなピークドラペルが特徴的なロングコートは、目付けのよい強撚糸を強く打ち込んだハリのあるウールサージと少し起毛感のある程よい落ち感のあるウールサージの2つの生地から構成れています。
写真では伝わりにくいですが、よーーーく見ると同じ黒にも少し濃淡があり、起毛したサージ生地の方がより黒く、メインで使われている打ち込みの強い生地は、少し淡く見えると思います(両方、真っ黒ですけどね)。
下のこの写真で見えますかね?

次にシルエットについてです。
私は展示会でこの商品を見たときにすごく違和感がありました。 なんだかなぁ。っと。
展示会場で小林に着用させて見て、ボタンを開けてる状態とボタンを閉じてる状態とを何度かしてもらったところ、やっぱり違和感がある。フロントを閉めて着るとよくわかるのですが、着用者の臀部当たりに、斜め下に向かってボタンの近くに2つのダーツが入っています。
ここです。

違和感の正体はこれです。
ここで地の目が変わって生地の流れる方向を変えています。
ボタンをオープンするとAラインに広がり、ボタンを閉じると、裾に向かって打合せが深くなり、コクーンシルエットに変わります。
硬さも厚みも異なる違う生地をアシンメトリーに配しているのに、シルエットはシンメトリーをきっちりと成型しています。ダーツの部分をトップに、裾に向かって打合せが深くなっていき、裾に向けて徐々に細くなっています。

見事だなー。作るの時間かかっただろうな。なんて考えながら、ここの服面白いな。これは人に紹介したいな。と思わせられた心意気の感じられる1着でした。
それからZIGGYの服を裏返したり、人に着せながら考察してると、ほんとに丁寧で値段に違わぬ手のかかった、心の籠った製品を作っているのが伝わりました。
だから、今回このブランドを取り扱ったわけです。

釦もこんなにも大きな水牛のホーンボタン。厚みもなかなか見たことのない厚みです。
しかもボタンの加工にストーンウォッシュをかけて、釦にダメージを与えています。これだけの厚みがないと割れてしまってそんな加工はできません。
袖も本切羽になっており、少し小ぶりなホーンボタンを配しています。

襟腰の補強ステッチは、細かく11本も打たれています。
芯止めのステッチも滑るキュプラの生地との組み合わせですが、丁寧ですね

裏地の仕様は、大き目に取られた半裏地。パイピングで処理された裏の仕様も綺麗です。
思い入れのある1着なので、長々と紹介させていただきました。
一見の価値ありです。



ZIGGY CHEN | Wool Coat | 0M1831115
次は、中に使ったシャツです。
この少し丈の長めのシャツもコート同様にフロントのダーツでシルエットにアクセントをつけています。
もちろん、季節によっては、レイヤードにもできますが、羽織としてもインパクトのあるデザイン。

閉めてきた時と開けてきた時の雰囲気の違いがこちらも面白いです。ボタンを開けるとストーンっと生地が落ちています。

両袖をつなぐ白いシームテープもパターンの流れを際立たせます。

こちらは、小ぶりな黒いホーンボタン。ものによってグラデーションがかっています。
裏から見るとパターンの奇怪さも見えて面白いですね。諸所にシルエットを成型するために太い縫製テープを配すことで、軽い生地ですが、はっきりとしたシルエットを生み出しています。
見て、着て、感じるほどに楽しいブランドです。
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